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キャンプの保冷剤は沢山いらない。他のもので代用しよう。

クーラーボックスの温度を低温に保つためのアイテムとして「保冷剤」があります。時々、山のように保冷剤を入れている方を見ますが、保冷剤を入れると重量はもちろんですが、クーラーボックスの容量も犠牲にすることになります。

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保冷剤はわざわざ購入する必要はない

キャンプで使用する保冷剤はいくつかはあっても良いと思いますが、山のように沢山用意する必要はありません。ペットボトルを凍らせたものなどで十分に代用可能です。

 

保冷剤を沢山準備するべきでない理由は、そのサイズと重量です。できるだけ荷物の量を減らしたいキャンプにおいては保冷剤のようなかさばるものはできるだけ少なくする方が準備も片付けも楽です。

 

下記は、保冷剤の代わりに活用できるアイテムです。

 

・ペットボトルのお茶を凍らせたもの
未使用のものは破裂の恐れがありますので、一度開封して少し使ってから蓋をして凍らせます。1.5リットルタイプなら冷凍庫で3日ほど入れておけば完璧です。500mlタイプならもっと手軽にできますね。 お茶や水なら溶けた分はそのまま飲むことができるので無駄がありません。もちろんジュースもOKです。
個人的にはこれが一番おすすめ。

 

・タッパーで作る氷のブロック(板氷)

ペットボトルは形が少しいびつなので底に敷き詰めるような使い方はできません。そこで、ご家庭などにあるタッパーに水を7分目~8分目くらいまで入れて蓋をしてそのまま冷凍庫で凍らせておくというのも手です。使う時はタッパーのまま、クーラーボックスに入れておけば水美足しになることもありません。中身は氷ですので、必要な時は砕くなどして飲用などにも利用でき便利です。
もちろん、コンビニやスーパーなどで販売されているロックアイス(板氷)でもOKです。

 

氷点下パックはおすすめだけど短時間向き

保冷剤として随一の人気を誇る、ロゴスの氷点下パックです。

 

保冷力というか、冷凍力というのはすさまじいです。
ただし、欠点もあります。それは「触れるものを凍らせてしまう」ということです。 肉や魚、野菜といった生鮮食品とくっつけてしまうと凍ります。

氷点下パックは周りのものを凍らせるということは、それだけ熱伝導性が高いわけで、周りを凍らせて自分は溶けていってしまいます。

 

そのため、デイキャンプのような短時間の保冷剤としては最強の実力があると思いますが、1泊キャンプといった場合はロックアイスなどがある方が長持ちすると思います。

 

クーラーボックスは詰め込めばいいというものではない(クーラーボックスのテクニック)

まず、クーラーボックスは保冷剤(氷)の詰め方や使い方が大切です。

 

  1. 1)保冷剤(氷)はクーラーボックスの下に敷き詰めるようにおく
    保冷剤は、側面や上部においてもあまり効果を発揮できません。クーラーボックスの底に敷き詰めるように設置するようにしましょう。横や上に置くより効果的ですよ。
  2. 2)頻繁に開閉しない。頻繁に開閉するものはサブのクーラーボックスを用意する
    クーラーボックスの保冷能力は決して高くありません。頻繁に開閉するとそれだけ冷気が逃げていき、保冷剤や氷が溶けてしまいます。頻繁に開閉するものはサブのクーラーボックスに入れるなどして、保冷力をキープするようにしましょう。
  3. 3)直射日光に当てないようにする
    これも当たり前といえば当たり前です。日光はかなりの熱エネルギーを持っています。クーラーボックスにいくら断熱性があったとしても、直射日光にあたればその分だけ内部の温度も上昇します。
  4. 頻繁に開閉するものは別のクーラーボックス(ソフトタイプ)などを用意して分けておくとよいでしょう。

 

 

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