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使いどころはどこ?BioLiteキャンプストーブのデメリット

一時人気で商品が買えないという状況もあった「BioLiteキャンプストーブ」。焚火でできた熱を電気に変えることができると言う点や電力を使ったファンで効率的な燃焼をサポートするという小型焚火ガジェット。使ってみましたが、使いどころがかなり悩ましい一品です。

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実用を考えた時にはちょっと疑問符が…。

BioLiteキャンプストーブ、商品としてはとても面白いです。
効率的な燃焼がサポートされているため、焚火をより手軽に、さらに発電した電力を蓄えることができ、USBを通じてスマートフォンなどに給電(充電)することもできます。

 

日本では、モンベルを通じて販売されています。

 

BioLiteキャンプストーブ

 

焚火で発生した熱を電気に変換できるキャンプストーブ。専用のゴトク付き。小枝や小さい薪などを燃やして発電。電力でファンが回ることで燃焼をサポートしてより効率的に燃やすことができます

 

 

BioLiteキャンプストーブ専用グリル

キャンプストーブにセットすることでグリルとしてBBQなどをすることができます。燃料補給は上の蓋をあけることで可能です。1名~2名程度。

燃料は薪ですが、大きな薪は入らないので小枝などを使います。

 

 

実際に使用してみて感じた乾燥と言うかデメリットを並べます。

薪の確保と補充が大変

まずこれ、薪(燃料)となる小枝などを集める必要がありますが、かなり集めるのが大変です。燃焼効率がいいのですぐに薪が燃え尽きるので、沢山の枝を集める必要があるほか、こまめに補充する必要があります。

ちょっとした利用ならともかく、料理に使おうなどと考える場合にはちょっと厳しいと思いました。

 

薪をくべるのも面倒

追加の燃料を足すとき、上からしか補充できないため、調理やお湯を沸かしている時などもその都度持ち上げてから補充しなければなりません。専用グリルの場合は上蓋を外せば可能ですけど……。

 

火力が安定しない

燃え尽きるペースが速いので、すぐに火力が低下します。そして燃料をくべたら火力が大きくなるの繰り返しです。短時間の利用ならともかく継続的な調理となると、火力安定性の低さはマイナス評価です。

 

マシュマロ焼くのとかには良いけど、それ以外に使い道が無いんじゃなぁ…。

サイズはかなり小さいです。本当にちょっとした利用というのであれば良いかもしれません。
災害があった時に調理と給電(充電)ができるというのも良いでしょう。製品としてはかなり完成度が高いと感じました。

ただし、上記で挙げたようなマイナス点もあります。

 

・小枝の確保が手軽にできる環境
・簡単な調理にしか使わない(人数は1人~2人くらいが限界?)

 

というような状況ならいいかもしれませんが、私の場合はあまり活躍の場はなさそうです。

 

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